【雑記】2021年大黒海釣り施設の釣果情報考察(2021-01-17)
前回の記事では、本牧海釣り施設の釣果情報を基に冬の魚の動向を考察しました。
春先の釣果は水温に左右される、というものです。
fishingmemorandum.hatenablog.com
今回の記事では同様の考察を、2021年の大黒海釣り施設の釣果を基に行います。
…と思ったのですが、グラフを見る限り、前回の記事の結果との差があまり見られないので、今回は作成したグラフのみ紹介し、簡潔にまとめたいと思います。
目次
冬から春先の大黒海釣り施設の釣果
以下のグラフは、1~3月の大黒海釣り施設のアジ、サバ、イワシの釣果を基に作成しています。サバはほとんど釣れていませんが、アジとイワシは3月の中頃に釣果が伸びています。前回の記事における本牧と同じ結果です。これは想像ですが、同じ群れが大黒~本牧間を回遊している可能性がありますね。
大黒海釣り施設の釣果と水温
次に、水温を併記してグラフを作成します(サバは釣果に乏しいため除外)。
- 水温が一定の値を超え始めてから釣果が伸びる
事がわかります。本牧同様、寒いと兎に角釣れないと言う事ですね。大黒の場合、水温14℃を境に釣果に差が出始めています。なお、この数値は本牧の閾値である13℃と1℃の差がありますが、重要なのは魚の活性が上がる水温の見極めであって、水温自体にはあまり拘る必要はないと思います。施設毎の測定方法やタイミングが不明である以上、正確なデータを求めることは難しいからです。
終わりに
考察記事としては少々内容が物足りないですが、前回の記事と合わせて、自分の中でぼんやりとしていた知識に具体例が伴い、より実践的なものとなりました。
*本稿の考察には、釣果情報の母数である来場者数(釣り人の数)が含まれていないことにご留意ください。来場者数の重要性に関して、詳細は前回の記事(本稿序文に埋め込み)を参照ください。